本当に気を付けるべき葬儀マナー

葬儀に参列する際のマナーは大切です。

インターネットや書籍などで様々な葬儀マナーを紹介しています。

ところが、実際に見てみると間違ったマナーや、さほど重要ではない情報が多くみられます。

 

はっきり申し上げて数珠を持っていなくても焼香の回数を間違えても葬儀に影響はありません。

歩き方や表情の作り方も掲載がありましたが、それはどちらかと言えば教養の問題であって付け焼刃でどうにかなるものでもありません。

 

本当に守ってほしいマナーはたった3つです。

 

1.喪主が打合せをしているときに話しかけない。

開式前に生花や座席、返礼品やお料理、式次第の確認など喪主は担当者や各業者との打ち合わせで忙しいことが多いです。

限られた時間の中で対応している喪主にむやみに話しかけることは控えましょう。

分からないことは受付やバッジを付けたスタッフに聞きましょう。

 

2.式場では静かにする。

意外とこれが出来ない大人が多いです。

学生さんの方がしっかり並んで静かに過ごしていることが多く、大人のおしゃべりの方が声が大きいです。

久しぶりに会った友人と話が弾む気持ちは分かりますが、場を弁えましょう。

 

3.葬列を崩さない。

出棺や収骨などで一緒に移動をするときに列を乱したり、間を空ける行為は控えましょう。

後ろの人が来ないと次の行程が始まりません。

実際に出棺が遅れたり、精進落としの時間が短くなると喪主やご家族に迷惑をかけてしまいます。

 

故人を弔う場で意図せず喪主の負担になってしまうことが無いように気を付けましょう。