相模原市で身寄りがいない方のご葬儀

様々な理由から身寄りがない方のご依頼を承ることがあります。

身寄りがない場合、入居されている老人ホームの施設長や選任された後見人からご連絡があります。

故人様が生活保護を受給していた場合は、葬祭扶助の範囲内で最低限の火葬のみを執り行い、遺骨は行政が定める方法で供養されます。

後見人が財産を管理していた場合は、故人の財産で出来る範囲のご葬儀を執り行いますが、直葬がほとんどです。

生前から施設に入居していて亡くなった場合を想定していれば葬儀社選びや葬儀費用はそれほど心配ありません。

しかしながら行旅死亡人の場合は難航するかも知れません。

行旅死亡人とは行旅中に亡くなった引き取り手がいない死者を指す言葉です。

旅先以外でも一時的に滞在していた場合なども含まれることがあります。

以前は神奈川県警が取引をしている葬儀社に遺体搬送から任せていたので行旅死亡人でも手続きが粛々と進められました。

ところが大和警察署をきっかけに神奈川県警全体で収賄等の不祥事が発覚し、今では神奈川県警と葬儀社の癒着が一掃されつつあります。

葬儀社にとって神奈川県内での行旅死亡人の葬儀は負担が大きく、対応できない葬儀社もあります。

身寄りがない理由は様々ですのでお困りのことがおありでしたら遠慮なくご相談ください。