相模原市営斎場での直葬(火葬式)について

相模原市営斎場ではご希望に応じて直葬(火葬式)を執り行うことができます。

一般的な通夜や葬儀・告別式を執り行わずに火葬炉前でお別れをしますので、葬儀費用を抑えたり家族だけで過ごすことができます。

メリットばかり取り上げられますが、相応のデメリットもあります。

いくつか例を挙げてみましょう。

 

1.会葬者を呼びにくい

基本的には家族だけで短時間のお別れになりますので友人・会社関係者を招くのは難しいケースが多いです。

式場を利用した場合は受付や控室などの設備を利用できますが、直葬の場合は限られた共有スペースの利用のみとなります。

大人数の直葬は他の喪家にも迷惑をかけてしまうことが多いため、会葬者を招く場合は一般的な葬儀を行った方が良いでしょう。

 

2.宗教者とトラブルになることもある

菩提寺など宗教者とのお付き合いがある場合は納骨時にトラブルが起きることもあります。

宗教上の観点から2日間で葬儀を執り行ってからでないと火葬ができません。

寺院によっては直葬で行った場合は納骨を拒否されることもありますので事前に相談が必要です。

 

3.葬儀が終わった後の心残り

セレモニーをすべて割愛する形式のため、葬儀が終わった後にやっぱり式をしてあげたかったと後悔してしまう方もいます。

直葬を検討する場合はご家族と良く話し合っておきましょう。